2013年5月10日金曜日

アレックス・ファーガソンの引退の余波

 四半世紀に渡ってマンUの監督を務めたアレックス・ファーガソン、 いつ引退してもおかしくないと思っていましたがとうとう今シーズン限りという報道は不意打ちを食らった感じがします。

 ファーガソンのイングランドプレミアリーグで13回の優勝という記録はちょっと凄すぎる。CLも2度制覇している。その名将の引退報道でマンUのニューヨーク市場の株価は4.1%も急落するという波紋もおこしている。

 また、日本のマンUファンならびにサッカーファンは、来シーズンの香川のレギュラー定着に関心がいってしまう。 今シーズンは28節のノリッチ戦でハットトリックを達成して輝きを見せたが、コンスタントに彼の良さは発揮出来ていない。 
 後任監督はエバートンのデイビッド・モイーズで、ファーガソンがディレクターを務めて2頭立てという感じになるようだ。モイーズの戦績次第では、ファーガソンの監督復帰なんてこともありそうだが、ファーガソンが完全にチームから去ることがない限り、香川のコンディション次第で充分にレギュラー定着の可能があるのではないでしょうか?

 マンUと言えば、今は香川、ルーニー、ファンペルシーですが、 少し前はC.ロナウド。さらにその前はベッカム、2002年の日韓のワールドカップでの彼の人気はちょっと異常でしたね。 さらにさかのぼるとカントナがいて凄い存在感でした。そういう選手たちの監督がずっとファーガソンであったということに今更ながら驚いてしまいます。彼の歴史を感じてしまいますね。(ちなみに生で見たことがないのはC・ロナウドだけかな? ルーニーは世界クラブ選手権、ペルシーは南アのダーバンで日本戦、カントナは94年5月に国立で日本戦を観戦しました。)

 ただ私たちオールド?ファンにとっては絶対的外せないのはジョージ・ベストですね。ボビー・チャールトン、デニス・ロー時代のマンUの試合を「三菱ダイヤモンドサッカー」で初めて放映された時の衝撃は今でも鮮烈に覚えています。


ジョージベストからマンUの背番号7の系譜がはじまりました。(晩年は11が多かったですね右ウィングから左ウィングで先発することが多かったけれど、ジョージベストにとってはあまりポジションは関係なかったですね)