2013年10月16日水曜日

10月の欧州遠征は格下に無得点の連敗。 来年の本戦はこのままでは戦えない。

欧州予選での セルビア、ベラルーシの成績は以下のとおり。


グループA


順位チーム勝点
1
ベルギー
ベルギー
25981017314
2
クロアチア
クロアチア
1795221275
3
セルビア
セルビア
11932413103
4
ウェールズ
ウェールズ
99306819-11
5
スコットランド
スコットランド
89225612-6
6
マケドニア共和国
マケドニア
79216611-5


グループI


順位チーム勝点
1
スペイン
スペイン
1775201239
2
フランス
フランス
1474211266
3
フィンランド
フィンランド
9723256-1
4
グルジア
グルジア
5712438-5
5
ベラルーシ
ベラルーシ
48116716-9
 強豪ひしめく欧州では下位のチームはしっかり守備ブロックを作ってカウンターを仕掛けるチームが多い。 ザックは今まで攻撃的なチームを作ってアジアを戦ってきたが、この遠征で1点も取れなかったのはかなりの問題だ。 サイドをゴリゴリ攻めてくるセルビアはウズベキスタン戦を思い起こさせるような悪いイメージしか残らなかったし、今日のベラルーシ戦は攻撃に関してもほとんどいいところが出せなった。 逆に、両サイドが高い位置にいるときに縦パスを入れてプレスをかけられてボールを失うといきなりカウンターを仕掛けられてピンチの連続だった。 

 柿谷は前線で一生懸命に動いていたが、本田、香川、岡崎が飛び込んでくるスペースを開けるまでいかなかったし、本田にはピッタリマークがついてなかなか前を向ける状態ではなかった。 香川、長友のコンビにもマークがしっかりついてほとんど何もできなった。 流動的にポジションチェンジをするべきだったが、それもなかなかできておらず、相変わらず本田にボールを預けすぎていた。 終了間際ハーフナーを投入してハイボールをぶつけたかったが、選手はそれでもボールを回し続けてなんか意地でも点を入れるぞという気持ちもなくちょっと寂しかった。個人的は、ハーフナーがどれだけポストプレーが出来るかもちょっと見たかった(あまり期待はしていなかったけれど)

 今のままでは、11月の遠征ではオランダ、ベルギー?にはボコボコされてしまう。 時間がないからちょっと難しいが、なんとか糸口を見つけてほしいものだ。 できれば本田が前を向いて仕事ができる位置のほうがこれからはよさそうな気がする。 ボランチの位置まで本田は下げたほうが前線が活性化するのではないだろうか?

 FW 乾、柿谷、清武
 MF   香川
   遠藤   本田
 DF 長友 今野 吉田 内田
   (今野)吉田 森重 

オランダ戦はきっと3バックにしても5バックで守ることになると思うから、本田の1トップもありだと思う。
      本田
   香川   清武
   遠藤   長谷部(山口)
長友 今野 吉田 森重 内田 

どうしてもアジアの戦い方と変更しなくてはいけないのはちょっと悲しい。これが日本の今の実力だからちょっと悲しい。 世界に通用するストライカーってでてこないかな? 

来年の本戦になれば、再びスカウティングがしっかりするだろうから、相手の弱点をついて突破口はでてくるだろうから少しは期待できるかもしれないが、 日本のスタイルをしっかり築いておきたいですね。 ザックもそう考えて代表監督を受けただろうし、みんなもそれを期待している。

 香川よ、早くベンチからピッチに立って結果を出せ。今のままではドルトムントに戻ってもまたベンチだぞ!!

追記 こんな記事をみたのでちょっとだけ安心した。
スペインのようにパスで繋ぐだけでは、なかなかゴールに迫ることができない。 ただ単純にクロスを入れても弾かれる。 本来はトップがバックライン押し下げて、そこのスペースを本田が使い香川がよってトップに繋ぎゴールを目指すということなのだろうか?  岡崎、香川、柿谷ともゴールの予感すらなかったけれど・・・・・