2016年8月8日月曜日

五輪 日本2-2コロンビア 決勝トーナメントに首の皮1枚残した


 ナイジェリア戦から中2日、ナイジェリア戦では引いてしまってボールの獲りどころがなくて、ズルズルやられる場面が多かった。 今日は井手口、遠藤のWボランチと前線のプレスバックでボールの獲りどころがしっかりしていて、日本が比較的上手くゲームを進めることができた。 気になったの室屋と矢島の連係でナイジェリア戦同様前半はミスがあって嫌な感じだった。 コロンビアは個々の力はあるが、チームとしてそれほど機能していない。 
 後半も日本ペースと思ったが、59分コロンビアのパスにアタックをかけた井手口がかわされそこを突かれてれて失点してしまう。 
グティエレスのシュートはDF植田に当りコースが変わり失点0-1
65分再び中央から左を崩されGKが弾いたボールを藤春がOGしてしまう。0-2
藤春はリスクを冒して何度も攻撃参加していたので、頭の処理が上手くいかないほど疲れていたのだろう。もったいなかった。
 67分後半途中投入の大島から南野への縦パス、それをワントラップでDFの裏に通して浅野がゴールを決め1-2。

この細かさは日本のストロングポイント、屈強なスウェーデンに通じるか?

74分中島の中央にボールを持ち出してのループシュートが決まる2-2。
これは鳥肌ものプレイだった。

2-2になってもっと攻めたいところだったが、疲れている藤春に替え亀川を投入した時点でいけいけになっているところにブレーキをかけた。判断としては正しいのだが、FWに鈴木を入れて一気に突き放したかった。
とりあえず首の皮1枚のこったのだけれど、日本が勝ったとしてもナイジェリアvsコロンビアの試合の結果に左右される。ナイジェリアは1位通過が決まっているから、選手を入れ替えて戦うだろう。そう思うとかなり厳しい。

 中2日の日程ということもあって、主審のファウルの判断が厳しい。しかも、主審によってその基準がかなりばらつきがあるから、試合をしてみないとどれがセーフでどれがアウトかちょっと難しい。 とにかく選手の登録人数もすくないから、できるだけ怪我人をださないというのが、FIFAの意向のように感じる。 そういう意味では屈強なスウェーデンに対してファウルを日本はもらいやすい。 ただ、セットプレーから点が獲れていないし、CKのトリックプレーも今日は相手を崩せなかったので、そこが課題。

 他のグループを見ると、イラクはブラジルに20本のシュートを打たれながらも0-0の引き分けに持ち込んでいる。 W杯予選で同じ組で戦うのでイラクは脅威(10/6日本のホーム)。 ブラジルはデンマークに絶対に勝たなくてはいけない。

同じアジア勢では韓国がC組1位なのだが、メキシコに引き分け以上はそんなに簡単ではない。 ドイツがフィジー相手に何点とるかも注目される。