2016年9月2日金曜日

負けた.....。 UAEにホームで逆転負け 日本1-2UAE

 先ほど、0:30AM埼玉スタジアムから帰還(横浜からだとやはり遠い)。 
 埼玉スタジアムでW杯の予選が開催されるようになって初めて負けた。

 スタジアムのスタンドに19:10ころに到着。 初めにスタメンに大島の名前があって驚いた。柏木の怪我でここはあまり調子の上がっていないが山口の先発かと思っていた。大丈夫か?大島(高校の後輩なので気になる)。
 次に気になっていたのは、審判のセットがカタールだったこと。正直あまり上手かったことがない。また、中東の審判は変にプライドが高いし、ジャッジもかなり不安定ことが多い。
 試合が始まって、もう一つ気になったことがあった。前半10分くらいだろうか?UAEの縦パスに後ろからアタックをかけた時に、3連続で相手にかわされた時だ。プレスをかけるタイミングが微妙に遅いし、相手陣内でのプレスはもっと体をぶつけにいってもいい。全体的にプレスが軽くて、相手のボールを奪えない。 UAEの選手のボールさばきも上手いのだが、それでももっと強く、しつこくいかないとダメだ。全体的にコンディションもよくない。

 攻撃に関しても、前半は本田を起点にして右からが多かったが、左の清武はサイドに張り付きすぎていて、酒井高徳の上がるスペースを潰していて全く攻撃の起点になれなかったし、香川のトップ下のポジションも上下の動きがなくボールが引き出せない。こうなるとボランチの長谷部、大島も攻撃にうまく絡めない。

 UAEの5バックの裏に走り込む清武や高徳の動きがなくて、前半は全く機能しなかった。清武の良さはセットプレーのキックだけだった。 できれば、トップ下に清武、左に宇佐美で後半はスタートしてほしかったが、宇佐美の投入は60分を過ぎてからだった。 PKをとらてからの宇佐美の投入だったので、当然宇佐美にはペナルティエリア内でもっと仕掛けて欲しかったが、エリア内ではパスの選択が多くてがっかりした。 中東の審判はお互いのメンツを大事にするから、ひっかけられれば大抵笛を吹くのでもっと仕掛けて欲しかった。 宇佐美も駆け引きが上手くない。

 嫌な予感というものは当たるもので、よくわからいイエローカードを貰うし、ゴールは見逃されるし、大島は案の定、今の代表の中ではのびのびプレーできなくて2つの失点に絡んでしまうし、攻撃は足元から足元しかボールは動かなかったし、選手は駆け引きが下手だし、コンディションもコンビネーションも悪い。 それでも、今まではなんとか勝ってきたけれど、今回はなんともならなかった。

 もう一つ気になることがあった。アジア選手権でもあったが、相手GKから直接のボールを森重と左SBの間に落とされ相手フォワードにキープされ、ドリブルで崩されシュートまで撃たれたシーンが2,3回あった。高徳は頭越しにボールを見ることになるのだから、森重はもっと早くボールにアプローチに入っていないといけないのだが、遅すぎる。 右へのボールは吉田のアプローチが速いので間一髪で事なきをえているのだが、ここがJリーグだけしか経験のないセンターバックの弱さなのだろう。

 6月7日のキリンカップでボスニア戦で負けた時と同じような試合経過でこれで代表は2連敗。次の9月6日のタイ戦まで修正するにはあまりにも時間がすくない。ここは監督の腕のみせどころなのだが.....。