2016年11月20日日曜日

清水エスパルス 一時期の10位から2位へ 自動昇格を決めJ1復帰 おめでとう

鄭 大世からクロスを大前に替って入った金子が決勝点を決める

 正直なところ、今年の序盤の戦い方をみてあの守備では今年のJ1の復帰は無理だと思った。 昇格請負人の小林監督であっても選手一人一人のポテンシャルを見る限りこのチームをまとめ上げるのは簡単ではないと思っていた。
 ゴールデンウィークくらいまで試合を見ていたが、札幌に負け、セレッソに負け、京都にも負けた。サイドを崩されファーのマークを放してフリーでシュートを打たれたりする場面が多すぎた。しかも試合の主導権は常に相手にあった。 J2であってもこんな状態ではとうてい自動昇格圏内は難しいと思い、今シーズンはもうJリーグの試合を見るのをやめていた。 
 久しぶりに静岡で39節のホーム試合をテレビで見たが、一方的に京都にボールを支配されて全くシュートも打てなかった。 なんだ、3位なのに相変わらずこういう試合をしているんだと思って前半40分でテレビのチャンネルを変えた。 しかし、夕方の速報を見て4-1で勝利していてビックリした。 たしかに、防戦一方だった前半だったけれどゴールを割られていないし、最後の最後でなんとかボールをはじき出しているところは進歩なのかもしない。 また、どうしてもJ2ということもあって決定力は低いのも助けだと思う。

 今日の試合も最後は防戦一方でよく耐えたと思った。 気が付いたらスタメンにもベンチにも外国人選手がいないんだね。J2の中では予算もあるのだから、もう少し来年を見越して補強もできたと思うのだけれど、じっと耐えて若手を使った小林監督には頭が下がる。 さらに若手が来年飛躍してくれないとJ1で戦うには厳しいと思うが、とりあえずJ1への復帰はめでたい。 おめでとう清水エスパルス