2017年8月21日月曜日

サマソニ東京(8/20)に行って来た ベビメタTの人多すぎ

 午前はどうしても外せない用事があり、昼食後幕張に向け出発。会場に着いたのは15:00を少し過ぎていた。マリンのステージ近くはやたらとベビメタTを来た人が多くて驚く。
 アリーナに突入するには時間的には早いので、ちょっとスタンドで様子をみようと入ったが、人はいないのに荷物を置いて席を確保している人が多い。なんとか空いている席を確保。 ステージまで遠いけれど、なかなか見通しの良い席で、日差しもなかったし、おまけに風が少しあったりでけっこう快適。

 RoyalBloodのステージが始まると、これがなかなかよい。2人だけでやっているとは思えないほどの音でビックリした。 驚いている間にスタンドを立つタイミング失ってしまった。マンウィズのステージ前にベビメタTの人たちがどんどん入っていく。ここまでほとんど客がアリーナから出て行かないから諦めてまったりとスタンドから座って観ることにした。
 マンウィズのステージが始まる。何度か観たことがあるが相変わらず安定したパフォーマンスでノリもよい。しかし、たった2人のRoyalBloodの音よりボリュームが小さく感じた。
 マンウィズが終わり、ここで初めて大量の客の入れ替えが始まった。アリーナ前方は全部空くのかと思いながら見ていたが、前方だけで半分くらいの客が残った。そうか、マンウィズの客と思っていた客の半分以上がどうやらベビメタの客かFooFigters目当てだったようだ。
 入れ替えに時間がかかっていて、ベビメタのステージ開始10分前をすぎてようやく入場が始まり大挙して人が入ってくる。しびれを切らした人たちはスタンド席に入ってきていて、気が付いたら2階席はほぼ埋まっていた。ヘッドライナー前にベビメタを入れてきた運営側の意図がここではっきりした。"ベビメタ→マンウィズ"だったらマリンステージはかなり空きが目立ったと思う。実際ヘッドライナーのFooFigtersでさえベビメタより客入りは良くなかったし、SUM41が始まる8時くらいには会場を出る人が目だった。ベビメタの集客恐るべし。だが、近年は洋楽フェスより邦楽フェスの方が客の入りがいいのはちょっと問題。音楽だけでなくいろいろな面で日本は内にこもり過ぎている。
 
 ベビメタのステージが始まる。サマソニ用の紙芝居は初見の人には伝わらないようで、隣にいた洋楽好きのオバサン達(たぶん40歳代)はキョトンとしていた。神バンドの演奏が始まるとバスドラの音が半端ない。持っていたペットボトルが振動して思わず落としそうになる。演奏の音圧も凄くてまさしく轟音。これですぅさんの歌聞こえるのだろうか心配になったが、彼女はいつもに増して気合いが入っていて軽々とその轟音を超えてくる。 
 細かな感想は多くの方が言っているので省略。とにかく神バンドを含めた7人の熱のこもったステージは圧巻で座って観ていたのに、からだが音圧にさらされたのだろうか?何故か疲れた。隣の洋楽オバサン達も「なんか疲れたね」と言っていた。彼女達には少しハード過ぎたのかもしれない。それが証拠にFooFigtersでは立ち上がってノリノリだった。でも、シングアロングで全く歌えていなかったので、「思わず歌詞知らんのか?」と突っ込みたくなった。

 サマソニが終わって、帰る途中思ったのだが4つのバンドを並べてみるとベビメタってかなり異質な存在だと思う。ヘビメタというすでに主流でないものにアイドルが歌って踊るというかなりヘンテコなものだ。メタルエリートからしてみたら、邪道すぎるし受け入れ難いものだろう。そして、アイドルに興味のない人は見向きもしないだろう。 それでも一度ライブを見れば本格的だし、かなり新鮮なものだとわかる。

 ゆいもあの高校卒業後、本格的な活動計画が組まれているようだが、それを見守りたい。その前に巨大キツネ祭り(初遠征の大阪2日間)を楽しむぞ!