2017年12月21日木曜日

東京五輪の式典のプランニングチーム(リオの5人含む8人)が決まる。 BABYMETALの出番はあるのか?(12月20日)

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの4式典(オリンピック開会式・閉会式・パラリンピック開会式・閉会式)総合プランニングチーム編成が決まったようだ。(2017/12/20第23回理事会の開催結果について議事録

主なところを抜粋
1.基本的な考え方
 基本コンセプトにおいて、オリンピック開会式からパラリンピック閉会式までの4つの式典を、バラバラではなく、 ⼀連の四部作ととらえていくとの⽅針が盛り込まれた。
・ まずは、この4式典全体のプラン・ストーリーを作る体制を⽴ち上げることとしたい。
・ その際、⼀個⼈に頼るのではなく、チームでの⼒を活かすとともに2020年以降も世界で活躍する世代を 積極的に活⽤していきたい。
・ 上記の考えのもと、以下の観点でチームの⼈選を進めた。
・ 4式典全体のプランを作り上げていくに当たり、式典が舞台的要素だけでなく、世界中にテレビ ・WEBを通じ て放映されることから、映画制作に携わり、映像とストーリーを統合できる⼈材が必要ではないか。
・ 基本コンセプトにある⽇本・東京の伝統を演出できる⼈材、また、共⽣・パラリンピックを表現できる⼈材が 必要ではないか。
内外の評判を得たリオ⼤会のハンドオーバーのチームの知⾒も活⽤すべきではないか。
・ 4式典の監督選定に先⽴ち、総合プランニングチームを⽴ち上げるのは、東京2020⼤会ならではの新しい 試み。

2.チーム編成
川村 元気 (かわむら げんき) 映画プロデューサー/小説家 (電車男、デトロイト・メタル・シティ、告白、悪人、君の名は。、怒り などを企画プロデュース)

栗栖 良依 (くりす よしえ)リオパラリンピックのフラッグハンドオーバーセレモニー(以下FHOC)のステージアドバイザー 参考記事

佐々木 宏 (ささき ひろし)  クリエーティブ ディレクター  リオ(FHOC)プランニング担当

椎名 林檎(しいな りんご)演出家 音楽家 リオ(FHOC)クリエイティブスーパーバイザーと音楽監督

菅野 薫 (すがの かおる)クリエーティブ ディレクター クリエーティブ テクノロジストリオ(FHOC)クリエーティブ ディレクター 参考記事 MIKIKO氏と同い年なんだビックリ

野村 萬斎(のむら まんさい)狂言師

MIKIKO 演出振付家 リオ(FHOC) 芸術パートを担当

山崎 貴 (やまざき たかし)映画監督 VFXの第一人者 ALWAYS 三丁目の夕日シリーズ、永遠の0、海賊とよばれた男 など

3.・・・・・・・・・・・・・・・

というリオのFHOCの経験者5人を含む8人というメンバーで編成される。 ということで、テレビでお馴染みのアイドルが出てくることはなさそうなので、少し安心した。かと言ってBABYMETALが出る保証もない(音楽監督が椎名林檎になるだろうから、特定のアーティストをクローズアップするようなことはしないだろう。しかし、世界的な知名度をそれまでに得ていれば十分可能性はある。来年が決め手かな?)。逆にパフォーマーという立場であればPerfumeは確実に出るのではないだろうか? 
Perfume - Opening Act (MTV VMAJ 2012)(TV-ASAHI HD) from mir4 on Vimeo.
 2012年のMTV VMAJのパフォーマンスは印象的だった。このままでは困るが、リオのARを進化させて、シンクロするダンスは話題になる。さらに和楽器バンドとのコラボだったりしたら面白いかもしれない。ついでにMIKIKO先生がお祭りということで”メギツネ”あたりをぶち込んでくれると嬉しいのだが....。おまけに”KARATE”で「evryboday JUMP!!」とかでスタンドも選手もジャンプしたらえらいことになる。妄想ついでに閉会式で”THE ONE”で締めるというストーリーも個人的にはできている。(おバカな私)



日付が過ぎてしまったが12月20日はすぅさん20歳誕生日。まだ二十歳、もう二十歳とが複雑に入り混じる。 まあ、普通の二十歳ではありえない経験をしていて凄い10代を過ごしてきたんだなと感心してしまう。過度な期待はしないように心がけているつもりなのだが、やはりどこかで期待してしまう。
 先日、ボイストレーナーのりょんりょんさんのブログ(〜現代病とも言える「歌唱時機能性発声障害」の多発について〜)を読んでかなり気になっていた。今年最初の横アリ(ガンズのjapanツアー)から、会場の音がでかくて(横アリでは音割れしていた)黒キツネ、巨大キツネ4公演は耳栓なしでは聞けなかった。まあ力が入りすぎて歌っているから声がひっくり返るのはしかたがないと思っていた。りょんりょんさんのアドバイスかもしれないが、広島では耳栓なしでも大丈夫だったし、この1年の中では一番声が良かった。 
 とにかく喉を大切に長く活動してもらうことが一番だと思っている。彼女にとって健やかな20代を過ごしてもらいたい。

2017年12月5日火曜日

広島遠征 旅行編

 12月2日(土)のLEGEND - S - 洗礼の儀 - のチケットが取れなかったので、広島観光することにした。

 朝8時20分のANAで広島へ。空港からリムジンバスで広島駅到着は11時くらい。駅に隣接するウエルカムセンターで500円払って荷物を預けると、17:00までに荷物をホテルに届けてくれるのは便利。身軽になっていざ宮島口へ。
 駅を降りると甘辛いいい匂いがする。匂いにつられて店の前まで来て列に並ぶと、今中は1時間待ちだという。お弁当ならありますよと言うので1994円払って弁当を購入。どこかで座って食べるところ探したが、なさそうなのでそのままフェリーに乗って弁当を広げた。
 美味い!! 普段実家のある静岡で鰻をよく食べるが、鰻よりあっさりしていて美味い。年をとったせいかこちらのほうがいい。
 フェリーに乗ること10分だったが、いつも早食いないので余裕で完食できた。

 厳島神社は修学旅行以来、多くの観光客が来ていたがそれでも京都の人の多さに比べれば観光向きだと思う。 いきなり鹿の歓迎にあって少し驚く。

今日は大潮で鳥居まで歩いて行ける(パノラマモード撮影 本殿から鳥居まで)
最近は一眼レフのカメラを持ち歩くのが面倒なので、カメラはLUMIX DMC-TX1にしている。1型のセンサーでかさばらないし、望遠も10倍でそこそこの写真がとれてかなり便利。動画も4K対応で機能満載
大潮の時間に大鳥居から本殿を撮影 今の鳥居は明治8年(1875年)に建て替えられたもので、この木を探すのに20年もかかったとか? 次の建て替えは何時になるのだろう。
本殿前の高舞台では、オノヨーコもライブを開いているが、神様に奉納する気持ちがないとここでは演奏できないとのこと、ベビメタではちょっと無理だな

毛利氏が仮設で造った能舞台を1680年に当時の安芸藩主浅野綱長が造立、今でも4月に3日間桟敷席を作って能が行われているらしい。橋掛かりが斜めなのと長いのが特徴のようだ

厳島神社の紅葉はもう終わっていたが、紅葉公園に行ってみた。
落ち葉と緑の葉っぱが印象的だったので撮ってみた。

弘法大師ゆかりの寺ということで大聖院に足を延ばしたが、なんかそれほど歴史を感じるものはなかった
大聖院からの眺めは悪くなかった

桧皮葺の屋根に銀杏の葉が落ちていて、もう冬なのだとちょっと感傷的になった。

千畳閣は豊臣秀吉が建てたが、秀吉の死により未完成で天井や壁がない。古い建築物を研究する人にとっては貴重な建物のようだ。

3時間以上ぷらぷらしてみたが、疲れて歩きたくなかったので友人に聞いていた世界遺産航路原爆ドームに戻ることにした。片道2000円ちょっと高い。

ホテルはリーガロイヤルで23階の海側の部屋で眺めよし、ちょうど夕暮れ時で美しい光景が見ることができた。ANAの旅作で予約 飛行機代込み¥41,200 ただし、便の変更はできない。飛行機を使う旅行はいつも旅作が多い、新幹線(関東以西)はJR東海ツアーズにしている)
宮島方面を撮ってみた(タイムラプスで撮った中の1枚、タイムラプス動画はファイルのサイズが大きいのでアップはやめた)

夜は3?年ぶりの大学時代の友人と会った。広島は修学旅行、大学時代の演奏旅行、そして彼の結婚式以来の4回目だった。

 友人とは昔話に花が咲いた。彼は広島県警に務めていているので、なかなか県外に旅行することが難しいらしい。旅行の届け出を前もって出しても事件があると呼び戻されるので、旅行自体楽しめないと言っていた。 
 3年前の土砂災害では、たまたま所轄の警察署に勤務していたが、一番被害の大きいところにいたので、地獄絵図をみるような状態だったようだ。土砂や岩で死体がバラバラで発見されたりで、70人近い遺体をみることになり、自衛隊が去った後何か月も行方不明者を探したと言っていた。 そう話している彼の顔は、立派な警察官の顔だったのが印象的だった。 話も尽きなかったが、前日深夜のワールドカップの抽選会を見て寝不足だったので急に睡魔に襲われたので、その夜はホテルに帰って寝ることにした。
 お好み焼き「みっちゃん」のコース料理でアナゴのお造りは珍しかった。そしてイカ天入り、うどんトッピングのお好み焼きはカリッとしたソバとソフトな歯ごたえのうどんはなかなかの絶品で広島の味を堪能させてもらった。お好み村の厳島の話をしたら、知っていたがお好み村ではマイナーな店のようだ。

 そうそう、彼は広島育ちで大学時代以外は広島で生活しているのだが、BABYMETALのことは全く知らなかったと言っていた。私がライブを見にいくことをで初めて検索して知ったとのこと。 まあ、彼もクラシック以外はあまり興味がないから当然と言えば当然なのだがやはりテレビというメディアに出ていないと世間には伝わらないのだと思った。
 ボーカルの娘が、広島出身だというのは調べて分かっていて、「ずいぶんストレートな声なんだね、アイドルにしては歌が上手い」とは言っていたが、あまり興味を示さないので布教は止めた。 ASHは広島では有名だと言っていたが、Perfume以外誰が活躍しているのは全く知らないと言っていた。

 翌日ライブ前にホテルに迎えにきてくれて、おりづるタワーに連れて行ってくれた。本当は夜に行くと原爆ドームが印象的に見えるらしいが、前日は貸し切りで上に上がることができなかったとのこと。
 
マツダのコンパニオンのお姉さんが原爆ドームを背景に撮ってくれた。現職の警官なので顔はボカシている、私も人相が良くなかったのついでにぼかした。

 アメリカが原爆を落とす際に、橋の上の十字を目標にしたこと、そして風に流されて島病院の上空600mで爆発したことを初めて知った。今の日本の平和は広島や長崎の犠牲があって成り立っているだと感じさせられた。そういう彼も被爆2世であるが、私以上に健康、ピロリ菌を除去して慢性的な胃潰瘍も治ったそうだ。平和公園にも行こうと思ったが、時間がなかったので少し遅い昼飯をとった(昔行ったことがあるなら、行かなくていいと言われた)。「むさし」というおむすびの店(一般にはおにぎりという地域が多いが、中国、四国ではむすびと呼ぶことがおおいのだとか)で広島では有名らしい。 あなご飯ほど感動はしなかったが、悪くない。 その後コーヒーを飲んで彼とは東京での再会を誓って別れた。ただ、退職までまだ年月があるので何時になるかわからない。 すっかりごちそうになって広島グリーンアリーナに向かった。

 そして、ライブを大いに楽しんで広島をあとにした。昔の仲間との再会もできるので、少々お金もかかるが地方公演も悪くない。 ただ、お金と時間が自由にならないとなかなか参加できない人も多いから、今回はいつもより年齢層の高い人が多かったような気がする。 それでも私よりはみなさん若いのだろうけれど。

2017年12月4日月曜日

広島遠征 LEGEND - S - 洗礼の儀 - 荘厳でまるでオペラを見るようなライブでした

 THEONEの1次で2日目のみ当選で、2次でも3次でも1日目は取れずで結局2日目のみの参戦となりました。

 なるべく1日目の情報を取らないつもりいましたが、厳島神社観光中にYUIMETAL不参加のメールを受け取りビックリと残念な気持ちでいました。
 当日会場入り、相変わらずステージまで一番遠いTブロック。開演時間が押して新幹線から飛行機に変更して良かったと安心する。

 そして開演 感想はというと
 YMO、MMG、SMK だった
 ゆいちゃんマジお休み
 もあちゃんマジ頑張った
 すぅちゃんマジ神だった
 そして、生まれ育ててくれた地に錦を飾るにふさわしい豪華なステージセットにただただビックリ。
巨大キツネ祭りの巨大LEDパネルのみのシンプルなセットからこれは想像できなかった
こいつがまた移動するだけでなく上下したり、スモーク吹きだしたり、目が光ったりレーザー出したりでとんでもない。中のステージにも魔法陣が描かれていてその辺はいつもぬかりない。まあ、徹頭徹尾こだわっている(アミューズという会社のこだわりなんだと思う)。

オープニングから神々しくて、6匹?人?キツネ神?がステージを引くというまるでベンハーの1シーンをみるかのような演出から、いきなり新曲のインストで圧倒されてしまった。もう、これはライブというそんなものではものではなく、オペラだと思った。
オペラ「アイーダ」 アイーダに比べステージ上の登場人物は少ないが、民衆役はアリーナやスタンド席の客がその役割している

そして、息つく暇なくIDZ 相棒なしの一人駆けっこに、あちらこちらから「ガンバレ」と声援が上がる。同時にTブロックなにに強烈な圧縮に会う。ステージに向かって2列目にいたので半端なかったが、それでもMETROCKやOTFGKよりはやや緩やかだった。
 最近のライブは音圧がすごかったけれど、この日はそれほど轟音というほどではなく。開演前に耳栓を落として困っていたのだが、なくても耳がやられるということはなかった。(音響はあまりいいとは言えないが、すぅさんの声がよく通っていたし、いつもより力みが感じられず良かった。)
 紅月はLegend1997( LEGEND _Z でした)思い出される演出で会場も大いに盛り上がる。時々音が下がることのある曲だが、完璧に歌いこなしていた。 みんな静止してじっくり堪能している。
 一人だけの4のうた。Gj!もそうだったけれど、会場のおっさん達の声がひたすらでかい。彼女はこの2日間で大きく成長したように思えたし、BABYMETAL継続を決めた時の彼女の強い意志を、今更ながら気づかされたライブだった。

 No Rain, No Rainbow 生演奏のピアノと4人構成のバイオリンとビオラが加わりとても新鮮な感じがした。アルバムの中ではちょっと違和感のある曲だがライブでは大歓迎だ。広島という地もあって、特別なものに聞こえた。

 メギツネではジャンプをあおられ、圧縮の中なかなか飛べないジャンプをしながら、すでにふくらはぎパンパン、日ごろの運動不足を嘆きたくなった。

KARATE やはり一人欠けると淋しい

 そして終盤のBABYMETAL DEATH 狂気のような演出で破滅と再生を繰り返す儀式
新たな再生を繰り返すための儀式 そのための苦しみと解釈しているのだが、髪を振り乱すすぅさんの顔のアップが凄くてビックリした。本当に憑依しているようだった。今回で何回目の磔だろうか?

新生すぅさん登場
 
なかなか神々しくて美しい。そして内心美空ひばりか?と思った。 小林幸子とも思ったが、THE ONEの歌い方が美空ひばり風に聞こえたのでそっちだと思った。高音に持っていく時、喉を狭くして鼻にのせるようなところはそっくりだと思った(個人的にはあまり好きな歌い方ではない)。

そして、曲の途中でMOAMETALが合流
なかなかお似合いで、可愛らしい。この写真だとバリの民族舞踊の衣装みたいだけれど、彼女もずいぶん大人になったなと思った。
 カメラマンがYUIMETALの存在を意識して撮ったというフィナーレ。いろんな人が同じ気持ちでいたんだと思うと胸が熱くなります。 個人的は最初のすぅさんの登場からかなり胸が熱かったのは内緒です。

 オープニングの新曲こそ違ったけれど、他は既存の曲なのに演出でここまで違ったものになるとは、思ってもいなかった。なんか2日間だけではもったいない。これだったら、ロング公演もできそうなくらいで、ブロードウェイでも通用しそうな気がした(実際にブロードウェイで見たことはないけれど)。本当に良いものを見せてもらった。 2万円という通常より高い料金だったけれど、それ以上の価値は十分あったし、海外のオペラに比べれば安い(ただ、オペラでは立ち見で圧縮にあったり翌日筋肉痛になることはないから比較にならないかな?)。

 新たなる第6章へのアナウスがなかったのは少々淋しかったが、5月のRock On The Range 2018と6月のDownload Festival 2018に出ることが決まっているので、アメリカとヨーロッパのツアーは間違いなくありそう。 新曲もやっと発表されたし、なんか大きな動きが近々ありそうだが、その発表がいつになるか気になる。 さすがに昨年と同じ曲で海外を回るのは厳しい。


 話は変わるが、家を出て広島駅に着くのに4時間かかった(飛行機だが新幹線でもほぼ同じくらいだと思う)。 BABYMETALは挫折なく順調に成長してきていると思っているが、小学生の中元すず香が週末毎に東京に通っていたことを考えると、ずいぶん大変だったと思う。そしてご両親もよくそれを決断できたと思う。まあ、芸能事務所に入るような子の親はちょっと考え方が違う人が多いのでそこはなんとも言えないが、やはり広島からは遠い。 また、中途半端ではなく胸を張れるまで広島に帰らないという決心も凄いと思った。そんな意味もあってすぅさんの登場からすでに胸が熱くなっていた。 とにかく素晴らしいライブで私も一生忘れることがないものになった。 

最後に
当日お休みだった水野さんを加えて....