2017年12月4日月曜日

広島遠征 LEGEND - S - 洗礼の儀 - 荘厳でまるでオペラを見るようなライブでした

 THEONEの1次で2日目のみ当選で、2次でも3次でも1日目は取れずで結局2日目のみの参戦となりました。

 なるべく1日目の情報を取らないつもりいましたが、厳島神社観光中にYUIMETAL不参加のメールを受け取りビックリと残念な気持ちでいました。
 当日会場入り、相変わらずステージまで一番遠いTブロック。開演時間が押して新幹線から飛行機に変更して良かったと安心する。

 そして開演 感想はというと
 YMO、MMG、SMK だった
 ゆいちゃんマジお休み
 もあちゃんマジ頑張った
 すぅちゃんマジ神だった
 そして、生まれ育ててくれた地に錦を飾るにふさわしい豪華なステージセットにただただビックリ。
巨大キツネ祭りの巨大LEDパネルのみのシンプルなセットからこれは想像できなかった
こいつがまた移動するだけでなく上下したり、スモーク吹きだしたり、目が光ったりレーザー出したりでとんでもない。中のステージにも魔法陣が描かれていてその辺はいつもぬかりない。まあ、徹頭徹尾こだわっている(アミューズという会社のこだわりなんだと思う)。

オープニングから神々しくて、6匹?人?キツネ神?がステージを引くというまるでベンハーの1シーンをみるかのような演出から、いきなり新曲のインストで圧倒されてしまった。もう、これはライブというそんなものではものではなく、オペラだと思った。
オペラ「アイーダ」 アイーダに比べステージ上の登場人物は少ないが、民衆役はアリーナやスタンド席の客がその役割している

そして、息つく暇なくIDZ 相棒なしの一人駆けっこに、あちらこちらから「ガンバレ」と声援が上がる。同時にTブロックなにに強烈な圧縮に会う。ステージに向かって2列目にいたので半端なかったが、それでもMETROCKやOTFGKよりはやや緩やかだった。
 最近のライブは音圧がすごかったけれど、この日はそれほど轟音というほどではなく。開演前に耳栓を落として困っていたのだが、なくても耳がやられるということはなかった。(音響はあまりいいとは言えないが、すぅさんの声がよく通っていたし、いつもより力みが感じられず良かった。)
 紅月はLegend1997( LEGEND _Z でした)思い出される演出で会場も大いに盛り上がる。時々音が下がることのある曲だが、完璧に歌いこなしていた。 みんな静止してじっくり堪能している。
 一人だけの4のうた。Gj!もそうだったけれど、会場のおっさん達の声がひたすらでかい。彼女はこの2日間で大きく成長したように思えたし、BABYMETAL継続を決めた時の彼女の強い意志を、今更ながら気づかされたライブだった。

 No Rain, No Rainbow 生演奏のピアノと4人構成のバイオリンとビオラが加わりとても新鮮な感じがした。アルバムの中ではちょっと違和感のある曲だがライブでは大歓迎だ。広島という地もあって、特別なものに聞こえた。

 メギツネではジャンプをあおられ、圧縮の中なかなか飛べないジャンプをしながら、すでにふくらはぎパンパン、日ごろの運動不足を嘆きたくなった。

KARATE やはり一人欠けると淋しい

 そして終盤のBABYMETAL DEATH 狂気のような演出で破滅と再生を繰り返す儀式
新たな再生を繰り返すための儀式 そのための苦しみと解釈しているのだが、髪を振り乱すすぅさんの顔のアップが凄くてビックリした。本当に憑依しているようだった。今回で何回目の磔だろうか?

新生すぅさん登場
 
なかなか神々しくて美しい。そして内心美空ひばりか?と思った。 小林幸子とも思ったが、THE ONEの歌い方が美空ひばり風に聞こえたのでそっちだと思った。高音に持っていく時、喉を狭くして鼻にのせるようなところはそっくりだと思った(個人的にはあまり好きな歌い方ではない)。

そして、曲の途中でMOAMETALが合流
なかなかお似合いで、可愛らしい。この写真だとバリの民族舞踊の衣装みたいだけれど、彼女もずいぶん大人になったなと思った。
 カメラマンがYUIMETALの存在を意識して撮ったというフィナーレ。いろんな人が同じ気持ちでいたんだと思うと胸が熱くなります。 個人的は最初のすぅさんの登場からかなり胸が熱かったのは内緒です。

 オープニングの新曲こそ違ったけれど、他は既存の曲なのに演出でここまで違ったものになるとは、思ってもいなかった。なんか2日間だけではもったいない。これだったら、ロング公演もできそうなくらいで、ブロードウェイでも通用しそうな気がした(実際にブロードウェイで見たことはないけれど)。本当に良いものを見せてもらった。 2万円という通常より高い料金だったけれど、それ以上の価値は十分あったし、海外のオペラに比べれば安い(ただ、オペラでは立ち見で圧縮にあったり翌日筋肉痛になることはないから比較にならないかな?)。

 新たなる第6章へのアナウスがなかったのは少々淋しかったが、5月のRock On The Range 2018と6月のDownload Festival 2018に出ることが決まっているので、アメリカとヨーロッパのツアーは間違いなくありそう。 新曲もやっと発表されたし、なんか大きな動きが近々ありそうだが、その発表がいつになるか気になる。 さすがに昨年と同じ曲で海外を回るのは厳しい。


 話は変わるが、家を出て広島駅に着くのに4時間かかった(飛行機だが新幹線でもほぼ同じくらいだと思う)。 BABYMETALは挫折なく順調に成長してきていると思っているが、小学生の中元すず香が週末毎に東京に通っていたことを考えると、ずいぶん大変だったと思う。そしてご両親もよくそれを決断できたと思う。まあ、芸能事務所に入るような子の親はちょっと考え方が違う人が多いのでそこはなんとも言えないが、やはり広島からは遠い。 また、中途半端ではなく胸を張れるまで広島に帰らないという決心も凄いと思った。そんな意味もあってすぅさんの登場からすでに胸が熱くなっていた。 とにかく素晴らしいライブで私も一生忘れることがないものになった。 

最後に
当日お休みだった水野さんを加えて....